恐竜スクラップについて 〜展開編〜

こんにちは。きるあです。

先日恐竜スクラップについて構築を書かせていただきました。読んでくださった方、ありがとうございます☺️

あれから構築も若干かわり、展開のゴールも完成に近づいたので書きました。最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。

 

まずは初動の確認から。

①『魂喰いオヴィラプター』or『幻創のミセラサウルス』or『珠玉獣ーアルゴザウルス』+『ベビケラサウルス』or『プチラノドン』

 

②『ロストワールド』+『魂喰いオヴィラプター』or『スクラップ・ラプター

 

③『幻創のミセラサウルス』+『スクラップ・ラプター

 

です。展開が強力な順に

①(『ベビケラサウルス』)→①(『プチラノドン』)→②(『スクラップ・ラプター』)→②(『魂喰いオヴィラプター』)→③

となります。

 

それを踏まえて、構築はこうなりました。

f:id:kilkila_yp:20210112141544j:image

コンセプトは変わらず

①ゴミを入れないこと

②安定性して初動を引けること

の2点です。

変更点について解説します。

メインは『ロストワールド』を減らして『プチラノドン』を増やしました。これは単に展開の強さで『プチラノドン』絡みの展開のほうが『ロストワールド』に勝るという点からです。

『スクラップ・ラプター』は強いのかと言われると初動としては50〜70点です(ぶっちゃけ弱いより)。そのため2枚にして回してみましたが、『スクラップ・ラプター』が最低限2枚デッキに眠っていることが展開の条件となるため、3枚投入に戻しました。

 

またEXに変更が入りました。それは『スターダスト・ウォーリアー』『アクセスコード・トーカー』が抜け、『サクリファイス・アニマ』『PSYフレームロード・Ω』が入ったことです。

まず、『スターダスト・ウォーリアー』が抜けたのは相手ターンに『水晶機巧ーハリファイバー』から『シューティング・ライザー・ドラゴン』を出し、『幻創のミセラサウルス』を落とすことで、『F.A. ライトニングマスター』と『シューティング・ライザー・ドラゴン』でこのカードを出すことを想定していたからです。しかしこれは『F.A. ライトニングマスター』のレベルダウンを考慮しておらず、魔法・罠の効果の発動無効をした場合、レベル5になるためレベル8シンクロを入れる必要があります。そのためここで出すのが『ヴァレルロード・S・ドラゴン』が筆頭候補となります。出す可能性が下がったことを踏まえ、『スターダスト・ウォーリアー』が抜けることになりました。

そしてそこに『スクラップ・ラプター』+レベル4で出せ、レベル8シンクロとして強力な『PSYフレームロード・Ω』が入りました。このカードは相手のスタンバイに②効果を使用し、除外された『幻創のミセラサウルス』を戻せ、リソースの供給もできるので評価はかなり高めです。

次に『サクリファイス・アニマ』を採用した理由についてです。これは『珠玉獣ーアルゴザウルス』を1枚しか採用していないため悩みましたが、1枚のカードを引く確率は12%で、これを素引きした場合は、展開に『サクリファイス・アニマ』がいないとゴールまで辿りつきません。単純計算でも8回に1回は素引きします。そこを割り切れないため、一番不要であると考えた『アクセスコード・トーカー』を抜き、採用しました。

 

さて、展開ルートの解説についてです。

実際は誘発のケアを考えたり、他の手札によっては展開が変わるので、あくまで参考程度として捉えておいてください。

 

 

①(『ベビケラサウルス』)パターンから

 

①(『プチラノドン』)パターン

 

②(『スクラップ・ラプター』)パターン



 

②(『魂喰いオヴィラプター』)パターン



 

これはかなり展開は弱いのですが3ターン目に『幻創のミセラサウルス』で『ジャイアント・レックス』こみで4対除外することでデッキからレベル4恐竜を出し、そして相手の盤面に合わせて『エヴォルカイザー・ラギア』か『エヴォルカイザー・ドルカ』を出します。そのあと『スクラップ・キマイラ』を通常召喚し、『スクラップ・ラプター』を特殊召喚、『No.60 刻不知のデュガレス』につなげ、『魂喰いオヴィラプター』を蘇生しそこから展開します。

 

対面によっては『スクラップ・キマイラ』を温存せず召喚し、『深淵に潜むもの』を立ててもいいかもしれませんね。

 

③(+『ジャイアント・レックス』)パターン(展開が弱いので『ジャイアント・レックス』素引き前提です。『究極進化薬』や『究極伝導恐獣』を素引きしても同じ展開ができます。)



 

基本的には相手ターン中に『水晶機巧ーハリファイバー』を『シューティング・ライザー・ドラゴン』に変換し、その効果で『幻創のミセラサウルス』を墓地に送ることでリソースを貯めます。ここで、『F.A.ライトニングマスター』の効果をすでに使っていれば、アクセルシンクロにより『ヴァレルロード・S・ドラゴン』で妨害を追加できます。

3ターン目に『幻創のミセラサウルス』の②効果で『ジャイアント・レックス』を含む4体を除外すれば、『No.60 刻不知のデュガレス』につなげられ、そこから展開しキルを狙います。

 

さて5つほど展開例あげました。

そのほかのプランも書こうかなと思います。

 

①サイチェン後先攻から『竜星の九支』

これはサイド後から入ってくると予想できる『禁じられた一滴』や『冥王結界波』などに対する対抗手段です。『エフェクトヴェーラー』を入れることで『水晶機巧ーハリファイバー』から『源竜星ーボウテンコウ』につながることができます。とはいえ、竜星ギミックは初動ではなく、素引きがノイズになることの方が断然多いテーマなので、採用するカードは『竜星の九支』1枚かなと僕は考えています。

 

②究極進化薬2枚目

難しいラインです。『究極進化薬』を素引きした場合、『珠玉獣ーアルゴザウルス』が腐り、展開できないというパターンが発生しそうなので保険の意味での2枚採用が視野です。また、そうでなくても先攻展開で出した『オーバーテクス・ゴアトルス』の効果で自壊した後、『究極進化薬』をサーチして後続として残るのがかなり強力です。しかしこれは、『究極伝導恐獣』や『オーバーテクス・ゴアトルス』の枚数を落としているため、素引きしてしまうとかなりバリューが落ちるカードです。また、素引きする確率は23%です。5回に1回は確実に上級を素引きするので2枚目を入れるなら『究極伝導恐獣』も2枚採用するのが現実的かと思います。

かと言って、そんな枠はあまりありませんし、下手にメインデッキを膨らませて初動を引けなくなるのでは本末転倒ではと悩んでいます。

 

最後に個人的にボツになったプランですがそれは『水晶機巧ーハリファイバー』から『真竜皇V.F.D.』へ行くものです。『スクラップ・ラプター』追加されたことにより、『エヴォルカイザー・ドルカ』をたててから展開できるようになりかなり強力なものです。しかしこの展開は『幻獣機オライオン』や『ジェット・シンクロン』の素引きの価値が低すぎるカードがメインデッキに2枚も入ること、EXデッキの枠がこのギミックだけで(確か)8枚持っていかれること、そしてそもそもこのデッキで出す『真竜皇V.F.D.』は電脳界に劣ること(『禁じられた一滴』で止められてしまいますし、そうでなくてもおそらくドラゴンメイドなどのデッキには楽に返されてしまうでしょう)、捲られたあと、後続が残らず息切れしてしまうことの以上がデメリットになると考えています。それならばリソースが残ったうえで妨害数も2枚初動で申し分ない量を構えられる僕の展開の方が優っているのではと考えています。

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございました🙇‍♂️

最初『スクラップ・ラプター』を見た時の評価はイマイチでしたが、採用してみると不安定感の残る純恐竜に比べ、初動が増え(その結果安定感が増しました)、さらに展開も強力になるという、かなりはちゃめちゃな強化をもらいました。

 

この記事を評価してもらえたなら

いいね👍とリツイート🔁

よろしくお願いします。

それでは今回はこの辺で。ありがとうございました☺️