恐竜スクラップについて(構築について)
こんにちはきるあです。
今回のリミットレギュレーションの発表により、今月から化石調査が3枚使えることになりました。さらに、1月16日に発売されるLIGHTNING OVERDRIVEに収録される『スクラップ・ラプター』が非常に強力で、恐竜デッキを強化してくれるきっかけになったのでこのブログを書かせていただきます。今回は構築だけの記事とさせていただきます。気が向けば展開例も書こうかと思います。
気になる方がいればお気軽に聞いてください。
今現在考えている構築はこのようになっています。
構築を組む際に考えたことは
・ゴミを入れないこと
・安定して初動を供給すること
の2点です。
採用とその枚数の理由について各カード書いていきます。
まずは初動から
・『魂喰いオヴィラプター』×1
これは初動なので抜けません。1確定です。
・『幻創のミセラサウルス』×3
これを素引きすることで、相手の誘発、特に展開系が苦手としている『原始生命体ニビル』を交わしながら展開できる上に、『魂喰いオヴィラプター』、『スクラップ・ラプター』と『ベビケラサウルス』、『プチラノドン』、『化石調査』を相方として初動になります。また、『水晶機巧ーハリファイバー』から『シューティング・ライザー・ドラゴン』を出し、そこでこのカードを落としておくことによって3ターン目の動きを作れます。3枚確定です。
・『珠玉獣ーアルゴザウルス』×1
このカードを素引きしたときの初動の相方は『ベビケラサウルス』と『プチラノドン』、『化石調査』のみで、かつ『スクラップ・ラプター』や『魂喰いオヴィラプター』との召喚権を喧嘩することも考えると3は入れられません。とはいえ、初動であることは間違いありませんし、素引きしてしまったときに『幻創のミセラサウルス』からこのカードを出せなくなるのが怖いですが、その場合は召喚権をこれに割けば十分と考えています。そのうえ、『究極進化薬』も1枚なので1でいいかと考えました。
・『ベビケラサウルス』×3『プチラノドン』×1
『幻創のミセラサウルス』や『魂喰いオヴィラプター』、『珠玉獣ーアルゴザウルス』、『化石調査』を相方とする初動になります。
『プチラノドン』は、唯一『魂喰いオヴィラプター』込みの2枚初動ではありません(盤面が若干弱くなります)。また、『スクラップ・ラプター』と同時に引いても初動にならないので、被りを減らしたいという理由で『プチラノドン』を1枚にしています。
・『スクラップ・ラプター』×3
『幻創のミセラサウルス』、『化石調査』、『ロストワールド』を相方とする初動です。
最初は2枚にしていましたが、『スクラップ・ファクトリー』か『スクラップ・キマイラ』を素引きした場合、展開に3枚絡むことがわかったため3枚にしています。それもあり、『プチラノドン』を1枚にしています。
・『化石調査』×3
初動に必要なカード全種に触れるカードです。3枚必須です。
・『ロストワールド』×2『テラ・フォーミング』
『魂喰いオヴィラプター』と『スクラップ・ラプター』、『化石調査』とセットで初動になります。
後攻での捲り性能も高く、非常に優秀なカードですが、被りを嫌い2枚にしています。
『テラ・フォーミング』は『ロストワールド』か『スクラップ・ファクトリー』を選べるので勝手が良さそうなのを評価し入れています。
・『おろかな埋葬』×1
『幻創のミセラサウルス』4枚目の役割と、『ジャイアントレックス』を墓地に落とすといった役割を持っています。
・『金満で謙虚な壺』×3
これは初動ではないのですが、初動に触れられるカードではあります。EXに除外できるカードが少ないので最初は2にしていましたが、3あることで初動に触れる確率がグッと上がったので、3枚入れています。
以上が初動です。次は展開に絡むカードです。
・『ジャイアント・レックス』×1
展開に絡むカードであり、リンク数を+1、レベル4を供給できるという役割があります。デッキにいても十分触れるので1枚です。
・『スクラップ・キマイラ』×1『スクラップ・ファクトリー』×1
『スクラップ・ラプター』でサーチするカードです。『スクラップ・キマイラ』を素引きしたときのために『スクラップ・ファクトリー』を採用しています。
・『オーバーテクス・ゴアトルス』×1
『幻創のミセラサウルス』と『スクラップ・ラプター』を初動としたとき、オヴィラプターでこのカードを墓地に落とし、『究極進化薬』をサーチするという役割があるのと、その他の初動で動く場合は先攻盤面で出すことで魔法罠を無効にするという妨害としての性能があります。とはいえ、素引きのパワーが最初のターンでは低すぎるため1枚です。
・『究極伝導恐獣』×1
先攻盤面で完封するゲームが多く、基本的には先攻盤面で出すのが『オーバーテクス・ゴアトルス』であるため、2枚採用する必要性はないと判断して1枚です。素引きしてもパワーが十分高いので2枚でもいいかもしれません。
・『究極進化薬』×1
『珠玉獣ーアルゴザウルス』や『オーバーテクス・ゴアトルス』でサーチするカードです。発動ターン1が付いていることと、盤面プッシュできる構築になっているため1でも足りるだろうと考えて1にしています。素引きして『珠玉獣ーアルゴザウルス』が腐ることが嫌なら2で良さそうです。
以上から残りの枠が11枚となります。
展開系である以上、『増殖するG』が非常に重たいこと、流行りつつある『スカルマイスター』が『幻創のミセラサウルス』をかわして妨害として働くことを考え、残った枠に
『灰流うらら』×3
『増殖するG』×2
『スカルマイスター』×1
『墓穴の指名者』×2
『抹殺の指名者』×3
を入れています。
このデッキの初動の組み合わせは次の通りです。
①『魂喰いオヴィラプター』or『幻創のミセラサウルス』or『珠玉獣ーアルゴザウルス』+『プチラノドン』or『ベビケラサウルス』
②『ロストワールド』+『魂喰いオヴィラプター』or『スクラップ・ラプター』
③『幻創のミセラサウルス』+『スクラップ・ラプター』
次にEXデッキについてです。
必須枠から。
・『水晶機巧ーハリファイバー』×1
『スクラップ・ラプター』がチューナーなので出せます。これから『灰流うらら』を出して、『F.A.ライトニングマスター』か『月華竜 ブラック・ローズ』を出して1妨害+相手ターンに『シューティング・ライザー・ドラゴン』に変えて『幻創のミセラサウルス』を落として3ターン目のリソースを確保しながら、『スターダスト・ウォーリアー』を出します。
・『スクラップ・ワイバーン』×1
③の初動パターンで、『幻創のミセラサウルス』から出した『プチラノドン』を破壊して初動になるほか、展開の途中に必ず絡むカードです。後攻から盤面を捲る際も②の選んで破壊効果がかなり偉いのではと期待しています。
・『エヴォルカイザー・ドルカ』×1
モンスター環境の今、妨害として一番強いランク4エクシーズと考えています。『水晶機巧ーハリファイバー』を出す前にこれを出すことでこちらの主張を大方通せるようになります。
・『エヴォルカイザー・ラギア』×1
『エヴォルカイザー・ドルカ』の代わりに罠ビートタイプのデッキ相手に出します。
・『No.60 刻不知のデュガレス』×1
3ターン目にオヴィラプターを蘇生するほか、『究極伝導恐獣』をパンプしてワンキルといったこともできます。
・『F.A.ライトニングマスター』×1
先攻展開で出すシンクロモンスター筆頭です。
『灰流うらら』+『ジャイアント・レックス』で出します。
・『シューティング・ライザー・ドラゴン』
『水晶機巧ーハリファイバー』から出します。『幻創のミセラサウルス』を落とすことでリソースを確保しながら、『月華竜 ブラック・ローズ』か『F.A.ライトニングマスター』、『スターダスト・ウォーリアー』を出して妨害数を増やします。
・『月華竜 ブラック・ローズ』×1
モンスター主体のデッキには『F.A.ライトニングマスター』ではなくこちらを出します。
・『スターダスト・ウォーリアー』
『シューティング・ライザー・ドラゴン』+レベル7シンクロで出します。
次に空いた枠に入れるカードです。
・『トロイメア・フェニックス』×1『トロイメア・ユニコーン』×1
the・汎用というカードです。3ターン目が盤面埋まりがちなので、場を開けたいという点でXYZやシンクロよりも優先度は高いと思っています。
・『アクセスコード・トーカー』×1『召命の神弓ーアポロウーサ』×1
相手の場の『アクセスコード・トーカー』を倒すのに使ったり、キルを取りに行くときに一番強いカードです。手なりで入れてる節があるので優先すべきカードがあればそちらを入れます。
・『深淵に潜む者』×1
『スカルマイスター』が強い環境なので、パワーは高いと考え入れています。これも上と同様優先すべきカードが見つかれば、そちらを入れます。
・『ヴァレルロード・S・ドラゴン』
手札が上振れれば、先攻展開で出ます。また、3ターン目に『スクラップ・ラプター』とレベル4恐竜から出して相手の妨害を交わしながらライフを積まれます。
ここまででデッキに入ってるカードについて解説させていただきました。
次は変えの候補となるカードたちです。
・『亡龍の旋律ーデストルドー』
『おろかな埋葬』から落とす先として優秀な上、素引きしても手数としての活躍が見込めます。また、レベル7シンクロが今のところ『水晶機巧ーハリファイバー』から『灰流うらら』や『シューティング・ライザー・ドラゴン』を出すことでしか出ないため、これを入れることで柔軟なゲームをできるかと思います。
しかし、『水晶機巧ーハリファイバー』を出す前に『エヴォルカイザー・ドルカ』を出せることもあり、必要性はないかと考え、入れませんでした。
・『PSYフレームギア・γ』
メインの枠を取ること、『PSYフレーム・ドライバー』というゴミを入れること、恐竜とわかった瞬間にケアされてしまうことと、通ったときのリターンの大きさを天秤にかけると、デメリットの方が大きそうだったのでメインには入れません。
サイドに入れる分には十分強いカードだと思います。
・『スクラップ・キマイラ』の2枚目
2枚目を入れることで、3ターン目にこれを召喚、『スクラップ・ラプター』を蘇生し、『No.60 刻不知のデュガレス』から『魂喰いオヴィラプター』蘇生の動きができます。
しかし、『水晶機巧ーハリファイバー』から『シューティング・ライザー・ドラゴン』の動きでリソースを確保できることを考えると、枠を割くほどのカードではないと考えました。
・『サクリファイス・アニマ』
『珠玉獣ーアルゴザウルス』に召喚権を割く場合、このカードが必須となります。1枚のカードを引く確率は12%なので、そこをどう見るか次第です。これは実戦で確かめてから、入れるかどうか考えようと思います。
・その他ランク4XYZやレベル8シンクロ
『竜巻竜』は罠デッキ相手に強いので評価高めです。
『PSYフレームロード・Ω』や『ダイナレスラー・ギガスピノサバット』、『天威の龍鬼神』なども候補に上がっています。
以上が大体僕が考えた、恐竜スクラップの構築です。引いたらまずいカードを極力減らし、安定感のある構築を目指しました。
皆さんの参考になれば嬉しいです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。よければいいね👍とリツイート🔁よろしくお願いします☺️☺️☺️